1.中間報告に対する評価 |
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・中間報告の基本姿勢と努力を評価する。
・行政、業界、消費者の各意見は中間報告に集約されており、あとは実践あるのみ。
・中間報告が実行されることを望む。
・中間報告は消費者の意見が反映されていて評価。
・中間報告では、行政の取組の具体的方策が記載されておらず、おざなりにまとめられている。
・中間報告の実施措置については、「努力する」ではなく「実施する」という強い決意を示してほしい。販売事業者が信頼されるには明確な実行が必要。 |
2.料金透明化について |
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・特に業者の選択は出来ない集合住宅では料金体系の明確な説明などが必要。
・料金体系が不明確、料金体系の明確化が必要。消費者対応を真剣に考えるべき。
・料金体系・価格の説明に関し、中小事業者に対する業界指導の徹底を望む。
・料金の透明化、取引適正化を望む。
・新築住宅等では、契約内容を明確化すべき。
・市場原理の下、LPガス業界のみに料金適正化を求めるのは難しい。 |
3.料金情報の提供のあり方 |
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(1)料金表の備え |
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・四半期毎に料金表を店頭掲示、また戸別配付するべき。(販売店の認識も変わる)
・地域における平均料金と小売店における店頭表示をすべき。
・料金表の備え(出来るだけ掲示が必要)について中小事業者に対する業界指導の徹底を望む。
・料金表の店頭表示も直接見に来る消費者はほとんどいない、意味がないのではないか。 |
(2)料金情報の定期的な提供 |
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・料金制度の検討をする前に、料金表配付を徹底すべき。
・一部業者は料金表を配付しておらず、値上げ、値下げの状況もわからない。不明瞭な感がある。
・LPガス販売事業者から情報提供がなされない現状の分析が必要。
・多くの消費者はLPガス事業が公益事業と思っている、料金が異なることを知れば、逆に戸惑いを生じ、不信感を抱く。 |
(3)料金の構成内容の説明 |
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・請求書、領収書等での基本料金と従量料金の区分表示について、中小事業者に対する業界指導の徹底を望む
・請求書からでは、LPガス料金を算出できなかった。
・料金の中に供給設備等の料金が含まれていることを知った。
・料金表の中に基本料金の説明がない。書式もこれまで全く変わっていない。
・重量物であるボンベを配送してくれることは感謝。しかし、遠距離、近距離で運搬費用は異なるはず、明確に出来ないか。
・原料費の比率が1割に過ぎず、山間地域まで供給してるLPガスの料金格差が都市ガスと比べ小さいのは理解できない。事実であれば、根拠のない料金 設定ではないか。
・料金値下げについて質問したところ、料金が下がったが、引き下げ根拠は説明されなかった。料金引き下げを質問しなければ、高料金を払い続けていた はず、不信感が募った。 |
(4)定期的な料金水準の見直し |
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・LPガス料金ついて、業者間で料金規制が行われているのではないか。
・通知もなく値上げする小売店もあり、指導すべき。
・都市ガスの料金の改定に比べ、LPガス料金の改定は不明確である。
・定期的な料金水準の見直しが安易な料金アップにならないよう留意を望む。
・原料費調整制度をLPガスにも導入すべき。
・公定価格であってもよいと考える。
・LPガス料金は高いとは思わない。 |
4.料金設定の際における原価計算の重要性 |
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・中小事業者に対する原価計算手法の徹底、経理指導(コスト削減)等を望む。 |
5.消費設備のコストの位置付け |
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・料金の透明化が一向に図られないのは、無償配管によるところが大きい。設備所有を明確にすべき。
・LPガス業者変更時に設備費等を請求される場合があり、業界で基準を明らかにし、消費者が自由に業者を選択・変更できるようにすべき。
・無償配管は配管代等を徴収できないようにすれば自然になくなる。
・交付書面での配管所有権関係について中小事業者に対する業界指導の徹底を望む
・設備費、維持費等は各戸によって異なる、計算が煩雑であり、消費者の全額負担とすべき。 |
6.三部料金制等の採用 |
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・料金形態は2部制料金として消費者への周知を徹底すべき。
・高値安定、硬直化を招くおそれがある3部料金には反対。 |
7.需要構造に合わせた料金体系の研究 |
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・複数の料金表と消費者選択制は消費者への知識・情報の提供が前提である。広報の強化を望む。 |
8.LPガス料金に対する消費者意識の向上 |
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LPガス料金を公共料金であると思っている消費者も多い。
・業者からの情報提供、消費者との対話が少ない。(互いの顧客は取り合わないという事業者が互いの義理が働く)販売事業者を自由に選択出来にくい。明朗なP R作戦を展開すべきである。
・業者変更が可能とは知らなかった。
・消費者はガスとともに安全と保安も買っている。自らも勉強し、業者と付き合う必要がある。
・一般の人に都市ガスとの比較を理解させるべき。
・消費者からの働きかけは、情報を収集するのに労力がかかり、大変。 |
9.LPガス料金の情報提供に関する行政等の取組 |
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・行政による情報提供、行政による監視も必要
・公益性が高いのであれば、適正な料金となるようチェックされるべき。
・報告書は業者任せではなかなか改善できないように思う。
・行政は不当に高い料金設定については、監視する義務があり、具体的な方策を検討すべき。
・需要家間、地域間価格差や都市ガスとの比較の留意点を踏まえ、消費者にいかに情報提供するが重要。
・業界は情報提供には消極的、行政も取組不十分。
・規制強化にならないよう配慮しつつ、事業者による自発的な情報提供が重要
・行政の取組が重要
・地方自治体や第3セクターは、各地域内の料金格差と安い事業者の紹介をすべき。
・中間報告にある行政等による情報提供は消費者には伝わりにくい。テレビコマーシャルが一番効果がある、検討すべき。 |
10.切り替え業者問題 |
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・斡旋するだけを目的とする業者により、被害に遭った消費者もいた。
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11.料金格差 |
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・消費者によって料金格差があるのは、公共性の強いものだけに納得がいかない。
・業者間のサービス格差がなくなることを望む
・LPガス工事の工事費の透明化を希望する。業者によって2倍近い差がある。
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12.小売価格の下方硬直性 |
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・小売価格の下方硬直性の是正を望む。
・原油価格とLPガス料金が連動していない。企業の努力不足か。 |
13.事業の合理化、効率化 |
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・業者は互いの販売意識を高める努力をするべき。
・パートナリング等による事業の効率化を図り、料金の値下げに結びつけてほしい。
・僻地の対応、老化、少量需要家庭へのサービス向上が問題、業界内指導を無視する個人的業者の指導遵守の面に力を注ぐべき。 |
14.保安面 |
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・保安面の取組は十分行われている。 |
15.その他 |
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・低公害性の観点からLPG車をもっと利用してもらうよう技術向上を図るべき。 |