(4)業界側意見 |
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都市部と、山間僻地とではコストが異なる。コストのかかる所では高くすればいいという議論もあるが、多くの消費者に同じような価格で買ってほしいというのが我々の考え方である。単に価格の比較だけでなく、サービス面の比較も必要だ。 |
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販売事業者によっては100種類以上の料金体系があり、消費者から疑問を抱かれるのではないか。 |
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LPガス料金は自由料金であるが、消費者は公共料金として捉えており、業者側と消費者側にミスマッチがある。料金の透明性については、、公共料金と比べて劣っている部分があり、検討する必要がある。最大の問題は、価格面の競争がなされていないということであり、情報の開示を如何にするかを消費者共々考えていかねばならない。事業者の選択についてもも分かりにくい。 |
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事業者の立場で、選ばれるための条件整備をしていかねばならない。新液石法に基づく契約の内容を見てもらい、理解してもらうことが大事である。 |
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料金が高い、安いということを議論するのはどうであろうか。都市ガスとの比較では前提を詰めた上で比較すべきである。但し料金体系を理解してもらう努力は必要である。エリアによって違いはあるが、現実に積極的な前向きの評価もある。 |
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LPガスは都市ガスとは構造が違う。中小零細の業者が大半であり、全国隈無く供給するという重要な役割を果たしている。こういう構造を念頭に置いて議論願いたい。消費者にとって都市ガスも選択できる場合は、都市ガスとの比較は役に立つが、選択できない地区において、それぞれの価格の情報が必要なのかという視点も入れてほしい。 |