3月4日(火)、5日(水)にわたり「LPガス国際セミナー2025(以下、国際セミナー)」と「アジアLPガスフォーラム2025(以下、アジアフォーラム)」を開催いたしました。東京・大手町の日経ホールにて会場参加とリモート参加によるハイブリッド形式で実施、参加申込者数は国内外合わせて25か国の約1,000名、また、当日参加については会場参加が450名、リモート参加が250名の合計700名と、前年を上回る参加者数となり、有益な情報交換の場として高く評価されております。
当センターの山中理事長による開会挨拶と、国際セミナーでは経済産業省資源エネルギー庁資源・燃料部部長の和久田様から、アジアフォーラムでは経済産業省資源エネルギー庁資源・燃料部燃料流通政策室室長の日置様から歓迎挨拶をいただき、日本を含む9ヵ国の方々から14の講演が行われました(下記、「講演要項」参照)。
国際セミナーは、メインテーマを「安定供給と低炭素社会へのトランジション~サステナブルなエネルギーとしてのLPガスの役割」とし、世界のLPガス市場に関し、需給、貿易フロー、カーボンニュートラル、VLGC市場の概観など、さまざまな観点からの講演が行われ、最後の総括質疑応答では、各講演者が一同に集まり活発な意見交換がなされました。
アジアフォーラムは、LPガス需要増大が進むアジア諸国との関係強化を目指し開催され、アジアLPガス市場の展望、台湾LPG市場の概要とDXの取組み、マレーシアにおけるLPGの安全性向上に関する方針といったテーマでの講演が行われました。
開催に当たりご支援・協力いただきました、経済産業省資源エネルギー庁の皆様をはじめ関係者の方々に心より御礼申し上げます。
「講演要項」
■LPガス国際セミナー
1.NGLストラテジー(米国)
2.経済産業省(日本)
3.日本LPガス協会(日本)
4.パナマ運河庁(パナマ)
5.世界リキッドガス協会(フランス)
6.エナジートランスファー(米国)
7.サウジアラムコ(サウジアラビア)
8.シノケムインターナショナル(中国)
9.インペックス・エナジー・トレーディング・シンガポール(シンガポール)
10.日本郵船(日本)
11.BW LPG(シンガポール)
■アジアLPガスフォーラム
1.ファクツ・グローバル・エナジー(シンガポール)
2.照和股份有限公司(台湾)
3.エネルギー委員会(マレーシア)
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会場の様子 |
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国際セミナー 歓迎挨拶 資源エネルギー庁資源・燃料部 和久田部長 |
パナマ運河庁 バスケス長官 |
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国際セミナー総括質疑応答 |
エネルギー委員会(マレーシア) |
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(調査研究部) |
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