LPGC WEB通信 Vol.107 2023.04.10発行
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令和4年度第二回理事会 開催報告 |
一般財団法人エルピーガス振興センターの「令和4年度第二回理事会」が去る3月2日、ウェブ会議で開催され、主な議題であります「令和5年度事業計画及び収支予算」等についてご審議をいただきました。 1. 事業計画 事業概要 令和5年度は、現状として、次に掲げる事業への取り組みを計画しており、掲げる事業には、公募への応募案件も多く含まれています。 ① 調査研究事業として、LPガス販売事業者に対して、経営や小売販売状況の実態、LPガス価格の透明性確保や消費者への情報提供の実態を調査する、全国各地域(またはウェブ上)でLPガス懇談会を開催する等の「石油ガス流通・販売業経営実態調査」については、国による公募に企画提案を提出する予定です。 ② 小売価格低減に資するLPガス販売事業者の人手不足解消、配送業務の効率化を図るため、遠隔でのガス栓の開閉や遠隔検針が可能なスマートメーター、配送車両、充てん所の自動化等に資する設備等の導入に要する費用を助成する「LPガス配送合理化補助金(以下「配送合理化補助金」という)事業」は、国による公募に、昨年末に企画提案を提出、実施団体としての交付決定を受け、事業を実施しております。 ③ LPガス販売事業者の構造改善推進のため、系列を超えた波及効果が見込まれる事業等に要する費用を助成する「LPガス販売事業者の構造改善推進事業に対する補助金(以下「構造改善補助金」という)事業」は、国による公募に企画提案を提出したところです。 ④ 小売価格低減に資する需要家側のLPガスバルク容器の大型化等による購入コストの低減や燃料備蓄を推進するため、LPガスバルク容器等の導入に要する費用を助成する「LPガス設備導入促進補助金(以下「設備導入補助金」という)事業」は、国による公募に、昨年末に企画提案を提出、実施団体としての交付決定を受け、事業を実施しております。 ⑤ 大規模災害時等で系統電力や都市ガスの供給が途絶した際に、その機能を維持することが必要な施設や避難所となり得るような施設等社会的重要インフラの機能を維持するため、自家発電設備及びその稼働を確保するための燃料を備蓄する石油ガス災害バルク等の設置に要する経費に助成する「災害時に備えた社会的重要インフラへの自衛的な燃料備蓄の推進事業費補助金(石油ガス災害バルク等の導入に係るもの)(以下「災害バルク補助金」という。)のうち令和4年度補正の事業」は、国による公募に、昨年末に企画提案を提出、実施団体としての交付決定を受け、事業を実施しております。 ⑥ 「災害バルク補助金のうち令和5年度の事業」は、国による公募に企画提案を提出したところです。 ⑦ 産油天然ガス権益・安定供給の確保に向けた資源国との関係強化支援事業のうち、産油・産ガス国産業協力事業として、産油・産ガス国と我が国との関係強化、安定的かつ低廉な供給確保を図ることを目的に、LPガス国際セミナーやアジアLPガスフォーラムの開催等を行う「産油・産ガス国産業協力等事業」については、国による公募に企画提案を提出したところです。また、LPガス関係国との協力強化を図る「国際協力事業」については、引き続き実施する予定です。 ⑧ 広報活動として、賛助会員へのメールマガジンの定期配信及びホームページを通じた当センターの事業実施状況などの情報発信等の広報事業を実施いたします。 2.収支予算 収支予算(案)につきましては、さらなる支出の削減等につとめることで収支予算は「当期経常増減額」11,476千円となりました。 なお、経済産業省の公募に応募した上記7件の事業は全て採択され、交付決定を受けて、本日現在、全事業を開始していることを併せてご報告いたします。 |
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(総務部)
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