LPGC WEB通信  Vol.51  2018.06.11発行 

岡山県倉敷市で講習会を開催

今回は、岡山県「一般社団法人岡山県婦人協議会」(会長 土屋 紀子氏)より、同会の倉敷
市郷内地区の〝地域防災講習会〟で、【災害にも強いLPガス!】について学びたいとのご要
請を受け、約130名の参加者を集めての講習会を開催しました。講習会には、土屋会長の挨
拶、倉敷市議会議員の中西氏の挨拶のほか、倉敷市防災危機管理室や防災士の講演がありまし
た。併せて、災害時に活躍するLPガス防災機器等の展示をして参加者へ紹介や説明等も実施
されました。

 土屋会長による開会の挨拶

 来賓の中西市議会議員の挨拶

 
 LPガス防災機器等の展示

 移動式LPガス防災機器車


岡山駅から、瀬戸大橋線で30分強の「木見」駅から10分ほどの講習会々場は、いくらか離
れている瀬戸内海に近い住宅地にあり、受講者はLPガス世帯61%で、都市ガスはゼロ、オー
ル電化が38%の構成でした。
 
 会場の「倉敷市郷内公民館」
当日の講習は、~高めよう防災意識!広めよう!地域の輪~スローガンで地域防災講習会が開
催され、「地域の危機性を正しく知ろう!」「防災士の役割」を倉敷市防災危機管理室や防災
士から講演があり、エルピーガス振興センターは「災害にも強いLPガス!」をテーマで、も
ともと災害対応力の高いLPガスの基礎知識や、東日本大震災の教訓や熊本地震のケースを基
にLPガス業界が取り組んでいる供給体制の強靭化の現状を、都市ガスとの比較も交えながら、
いざ大規模地震が発生したときに備え、平常時からの心構えやチェックポイント等について講
習しました。



【配布資料】
・講習会テキスト、アンケート
・エルピーガス振興センターパンフレット
・LPガスのある暮らし(かしこい消費者編)
・LPガスのある暮らし(防災対策編)

 
 
<当日のテキスト>


LPガスのある暮らし
(画像クリックで閲覧できます) 
   
熱心に聴講される受講者

□開催日    平成30年5月19日(土)9:30~12:00
□受講者    130名
□開催場所   倉敷市郷内公民館
□岡山県概況  家庭用消費量  159千トン(平成29年度、日本LPガス協会データ)
        人 口    1,921千人(平成30年1月住基台帳データ)
        世帯数     842千世帯(同上)
・倉敷市概況  人 口 484千人(平成30年1月住基台帳ベース)
        世帯数 208千世帯(同上)
□講習内容   ①環境にやさしいLPガス
        ②災害に強いLPガス
        ③消費者の皆様にお願いしたいこと
□受講者のエネルギー構成(アンケート回収より)
        ○LPガス       38名
        ○都市ガス        0名
        ○オール電化      26名
        ○灯油          1名
        ○IHクッキングヒーター 4名

□受講者のご感想(アンケート結果)
<有難いご意見>
・災害時に強く環境にやさしいLPガスをこれからも使用したい。
・LPガスが災害時には一番普及が早いことがわかりました。
・LPガスが長期にわたって安心して使用出来る事などについて。
・我が家はIHだが、災害時に特に役立つことが分かった。
・大変分かりやすく説明していただきありがとうございました。
・話し方が聞きやすかったです。

<一方でこのようなご意見>
・講習時間が長く感じます。
・講師の声が、聞き取れにくかった。
・スクリーンの映像が見えにくかった。

倉敷市郷内地区は、過去から水害、土砂災害が幾つか発生した場所とのことで、災害に対する
関心のある方が多いため、本日の講習会に参加されたと感じました。講習会終了後、土屋会長
他役員の方から「大変勉強になりました。これからの活動に大変参考になります。」とのコメ
ントをいただき、微力ながら地域の皆さまのお役に立てることが少しできたと思いました。

今回の講習会は防災中心ではありましたが、今後より多くの消費者にLPガスの有用性を再認
識いただくと共に「かしこい消費者」を目指していただくため、一歩踏み込んで料金・取引に
ついて認識を深めていただくべく、講習会メニューの工夫を加えていく所存です。
更には、LPガス世帯エリアのみならず、都市ガス・オール電化等世帯エリアに対しても、L
Pガスの良さをお知らせしていくため、幅広い世代層の方々の講習会も開催していきますの
で、皆様のご要望をお待ちしております。

(広報室/柳田 時男)