LPGC WEB通信 Vol.20 2015.11.10発行
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第28回世界LPGフォーラム報告 Part.1 |
本年の世界LPG協会(WLPGA)主催「世界LPGフォーラム」は9月28日~10月 1日、シンガポールのサンテック国際会議・展示場で開催されました。今月号と来月号で講 演内容をご報告します。 |
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1 グローバル・テクノロジー・コンファレンス(GCT) |
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<第1部> | |
パオロ・マンガノ(ワーツィラ・イタリア イタリア) 「ワーツィラ製内燃エンジンにLPG使用: 代替燃料と実験目的」 |
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希薄混合気とオットーサイクルのガス体燃料は、費用と環境面から、内燃エンジンの重要性 が高まるソリューションである。内燃ガスエンジンの燃焼性、排気ガスレベルと国際的パー フォーマンスは、各種燃料とその混合燃料を使って、(その特徴は少なくとも部分的に潜在 的需要家の野外走行で再現)研究室で実証されている。 単体でも混合気としてもLPGはワーツィラ製品には潜在的高可能性をもたらすエクセプシ ョナル・エナジーソースである。 当社R&D部と研究室では以下を実施 ●連結製品・新製品使用LPGと多くの形態別(パワーレンジ1-18メガワット)と多種の燃 料混合を使った計画的検証作戦 ●工場の実験目的のための投資提案、LPGに他のガス体または気化燃料、不活性ガスを追加 ●液体LPGを代替液体燃料として操業する内燃エンジンモジュールとサービス工場を設計 |
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ドナルド・ウィリアムズ(M-トリゲン 米国) 「LPG駆動マイクロ・クーリング・ヒーティング・パワー・システム」 |
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当社は独自のマイクロ3元供給システムを開発し、プロパン産業が消費者レベルで電気や都 市ガスに対抗できるエネルギー要求すべてに対応可能にする。 「パワーエア」は最初の電力、ヒーティングとクーリングを供給し、電源として配電網を使 わない。 プロパンを使う当社パワーエアシステムは85%の効率でエネルギーを配送し電力会社並み か以下での発電を可能とする。 |
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グレッグ・カー(PERC 米国) 「LPG直接噴霧エンジン調査」 |
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消費者と規則のプレッシャーは自動車産業に、燃費を良くしCO2を減らす新技術の採用を 強制している。直接噴霧内燃エンジンは燃料効率を妥当なコストでという要求に合致させる 結果をもたらした。PERCはLPGとガソリンの間で運転性と排ガス性を実証する試験に 資金を出した。LPGは稼働域の多くでガソリンよりも高効率を示した。これはエンジンを 小型化し、大馬力のためのギアリング、同型エンジンでのヘビーデューティ、LPGの高い ノッキング許容性によるコンプレッションレイショの改善につながる。 |
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サミク・クマー・ハイト(IOC インド) 「金属切断機具用ナノ粒子添加高熱LPGの開発」 |
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酸素・アセチレンベースの切断効果はHSE(健康・安全・環境)を良くし、ナノ粒子添加 LPGにぴったりである。粒子サイズ14ナノミクロンまでの「fブロック元素」のナノ分 散酸素を含んだLPGによる切断効率と枠温度上昇について発表。これは燃焼の触媒として 働き、切断の効率を高める。 ハイドロカーボンベースの溶剤中の安定したナノ分散は、安全に取り扱え、LPG容器内で ppmでドープ塗布されリ即時切断機器に晒される。ナノ添加LPG(インデイン ナノカ ット)は特に余熱時間と滑らかな切断面と高い切断速度でLPGより優れている。 |
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ルーベンス・バサグリア(X-テック スイス) 「X-テック製LGIシステム:現代パワートレーン用LPG理想燃料化技術」 |
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IMMISS/LGIシステムはクリーンな自動車用の革新的なハイテク液体LPG燃料シ ステムである。各種の応用例である。 |
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2 グローバル・テクノロジー・コンファレンス(GCT) | |
<第2部> | |
エムラー・イスビレン(アイガス トルコ) 「濾過によるLPG残渣除去」 |
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揮発後LPGの残渣レベル管理は業界の一大関心事である。残渣レベルが許容レベルを超え ていれば貯蔵タンクに液化ガスが残留している。この化合物は何年もタンクの底に沈着する ため残留液は重質残渣が多く、残渣レベルは普通500-600ppmである。 この問題を解決するため、アイガスは、重質炭化水素(C20+)をLPG流液から除去し 高純度LPGを確保するローリと基地の吸着プロセスと濾過装置を開発した。 |
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ジャンジャープ・コパート(Low8 オランダ) 「Low8: 次世代コンポジット・シリンダー」 |
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グレッグ・カー(PERC 米国) 「省エネ構造の排気管ガスヒーティング製品の室内空気影響調査」 |
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この調査はInternational Code Council〈米〉国際基準評議会 のエネルギー最適効率グリーン建築要求に適合構造の室内空気清浄(IAQ)の無換気ガス 暖房製品の稼働の影響を調べる。主な燃焼化学物質は一酸化炭化CO二酸化炭素 窒素酸化 物 水蒸気と酸素である。調査員は多様な試料で1万のシミュレーションを実施し、その結 果無換気ガス暖房製品の使用は米国エネルギー省(DEO)暖房室のほぼすべての責任部署 で住宅省エネ構造のIAQ悪影響という結果にはならなかった。 |
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パナジオティス・ハリトポウラス(コーラスガス ギリシャ) 「非充填式金属製カートリッジの容器内ガス漏れ制御」 |
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当社はアテネでギリシャでカートリッジ総合生産ラインを稼働している。 2014年7月当社は新しい再充填しない金属カートリッジを発売した。これには、ILL バルブ(内部漏洩遮断)が内臓され革新的なもので効果的である。経験豊富で受賞歴のある 産業デザイナーに支えられたR&DチームはEN417:2012の要求を十分カバーする バルブを設計に成功、高付加価値であり従来テストしたバルブを凌ぐ。 コーラル・ガスILLバルブ性能は、同型承認テスト期間中独立認証機関で証明されたよう に、単なるガス栓、単なるガス制御ではない。テスト期間中穿孔されたカートリッジは長期 間(日ベース)もガス漏洩なしであった。 「単純・簡単」のコンセプトを貫き、効率化製品に落とし込む。 |
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椿原潤吾(テレメータリング推進協議会 日本) 「日本の次世代コミュニケーション技術開発」 |
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日本テレメータリング推進協議会は、LPGメーターと都市ガスメーターを統一仕様として 「U-BUS Air」と呼ばれる多重ホッピング無線網と次世代インターフェース仕様を 標準化した。 U-BUS Airは低電力消費多重ホップ無線プロトコル。10年のバッテリー寿命と時 間とコストを削減する簡易設置・保守を可能にした。このラジオ・コミュニケーション技術 は、低消費電力と高信頼性セントラル・モニタリング・ネットワーク・システムを達成した 920MHz/20mWの出力を伴なう物理レイヤー(PHY)と15.4eベースのRI T用のIEEE802.15.4gを採用している。 |
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(調査研究部/岩田稔) |