LPGC WEB通信  Vol.16  2015.07.10発行 

石川県かほく市で講習会を開催

 今回は、石川県「かほく市生活学校連絡会」からのご依頼で、27名の参加者を集めての
講習会となりました。受講者の大半はLPガス世帯ですが、オール電化のご家庭も数軒あり
ました。当日は基礎知識から災害対応、また、未来技術などについても講習いたしました。
参加者の方々からも貴重なご意見もいただき、有意義な講習会となりました。

 □開催日    平成27年5月21日(木)14:30~16:00
 □受講者    27名
 □開催場所   かほく市宇ノ気生涯学習センター
 □石川県概況  全世帯数    452千世帯(平成24年3月、住民基本台帳)
         LPガス世帯数 282千世帯(平成24年、石油化学新聞社調べ)
                 LPガス比率:約62%
         家業用消費量  141千トン(平成23年、日本LPガス協会調べ)
 □講習内容   ①LPガスの基礎知識
         ②災害に強いLPガス
         ③安全なLPガス
         ④質問等




 受講者の大半がLPガスを利用
 参加した方からご利用のエネルギーを聞きました。結果は下記のとおり、大半がLPガス
をご利用です。

 □LPガス     9名
 □IHヒーターのみ 5名(恐らく給湯はLPガス)
 □オール電化    4名
 □都市ガス     0名
 □無回答      9名





 受講者に色々と質問……その回答は?
 カリキュラムに沿った講習に入る前に、受講者に色々な質問をぶつけてみました。「お客
様はどの程度LPガスを知っているのか」「逆に何を知りたいのか」「お客様の興味を引く
ことは何か」等々について、我々が理解していないこともあります。
 ここでは、それらの質問と回答をまとめました。




 受講者から……講習会で良かったこと、聞いてみたいこと
 ひととおりの講習会を終えてから、受講者の皆さんに自由に意見を聞いてみました。この
ような事柄がお客様の本当の思いではないでしょうか。

①LPガスの特性や機器の扱い、災害時の対応がよく分かりました。
②災害対応LPガスに興味が出てきました。
③LPガスの災害対応は頼りになると思いました。
④災害に強いのでボンベやカセットがあると安心できると思いました。
⑤家に帰ったら、色々点検してみたいと思います。
⑥エネルギーにおけるLPガスの重要性はどうなるのでしょうか。
⑦水素元年で水素時代が来るといいですね。
⑧自宅はオール電化ですが、LPガスもいいかなぁ~と思いました(IHは煮炊きが遅く感
 じています)。




 講師からも受講者の皆さんに一言
「消費者である皆さんが勉強して賢くなってください」
 そうしますと、販売店のレベルも上がってきます。その結果として、皆さんと販売店との
 関係にもいい影響を与えると思います。
「災害対応は人任せにしてはいけません」「一人一人が自らの問題としてとらえてく
 ださい」

 日頃の行動・活動(訓練なども含みます)がものを言います。日頃から行動しなければ、
 いざという時に機能しません。
「今日、戻られたら、ボンベ回りやマイコンメーターなどを確認したり、避難所の設
 備などを調べたりして下さい」

 いざという時のために、準備を怠らないようにしたいものです。
「お付き合いのある販売店からも情報を仕入れて下さい」
 販売店は保安サービスやその他諸々のサービスメニューを持っています。是非活用したい
 ものです。

以上の4点を強調して講習会を終えました。

 (広報室/広端 栄)