LPGC WEB通信  Vol.2  2014.05.12発行 

 平成25年度 災害対応石油ガス懇談会 高知市、和歌山市で開催
 平成25年度は災害対応に特化した「災害対応石油ガス懇談会」を高知市と和歌山市の2
市で開催いたしました。
 この2市は、東海・東南海・南海地震が発生した場合、直接的・間接的に被災することが想定
されています。こうした中、消費者とLPガス販売事業者、また、自治体等が協力しながら、
どのようにして災害に対応していくのか等々について、双方から質問や意見を出し合い、理
解を深めることを目的といたしました。懇談会テーマは次のとおりです。

■「災害に強いLPガスと今後の貢献」
■「東日本大震災を踏まえた今後のLPガス安定供給の在り方に関する検討会」
 の最終報告で示された課題と解決の方向性について
■改正石油備蓄法関係(災害時のLPガス供給に関する体制強化)
■事業者側からの取組事例等の発表
■消費者側からの取組事例等の発表
■自治体等からの取組事例等の発表
■消費者と事業者、自治体等による意見交換
■学識経験者からのコメント

□日時・会場 平成25年12月4日 高知市  下知コミュニティーセンター
       平成26年2月27日 和歌山市 和歌山JAビル

東海・東南海・南海地震の想定震源域
(図中の赤丸は参加した消費者委員の地域)
 本稿では、消費者委員が懇談会の席上発言された災害対応に関する日頃の疑問や意見、質
問等をまとめました。
 消費者委員の皆様が災害対応の面から、LPガス業界や販売事業者に対して日頃何を思っ
ているのか、何をしてもらいたいのか、また、何が疑問なのか……等々を簡潔に記述いたし
ましたので、販売事業に進める上で、参考になると思います。是非ご活用ください。

 なお、この災害対応石油ガス懇談会事業は経済産業省から当センターが受託して実施して
いるものです。
 (総務部/大森)
 
 

高知市懇談会は下知CC(津波避難ビル)で開催されました
 

下知CCビルの屋上に設置されたLPガス設備と炊出しセット
 

高知市懇談会で熱心に議論を深める参加者
 

和歌山市懇談会にはLPガス業界紙のほか、
NHK、TV和歌山、和歌山放送などのTV局も取材に訪れました
 

和歌山市懇談会では消費者委員から
今までの災害対応の取組について
発表がありました
 
自衛隊和歌山地方協力本部からも
災害時対応の説明がありました
 
 
災害対応懇談会 消費者委員からの質問・意見等の内容