LPGC Report

エルピーガス振興センターリポート

第2号  September 1998

 

 

平成11年度の新しいプロジェクトについて

エルピーガス振興センターの平成11年度受託事業計画のうち、通商産業省予算(案)として概算要求された新規プロジェクトについてご紹介いたします。

高効率LPガスエンジンの開発

平成12年度以降、大幅強化されるガソリン・LPガスエンジン車排ガス規制値(現行の7割程度削減)をクリアする低公害性と、ディーゼルエンジンに匹敵する高い熱効率を併せ持つ高効率LPガスエンジンの開発を予定しています。
このエンジンは中型トラック用に開発されるもので、輸送部門における深刻な大気汚染物質排出や温室効果ガス生成に対し大幅な抑制効果が期待できます。
技術的には、LPガスの特徴を最大限に活かした超希薄燃焼技術*1や出力を最大限に引き出すための燃焼サイクル技術など、あらゆる可能性を追求し目標達成に向けて開発を進めたいと考えています。
平成11年度の予算要求額は180百万円となっています。


超希薄燃焼技術*1とは、エンジンシリンダ内へ燃焼に必要な最低限の燃料を、燃焼用空気とは別系統で送り込み、極端に燃料が少ない状態で燃焼させる技術

石油ガスエネルギー利用システム導入事業

既に知られているとおり、LPガスコージェネレーションシステムはトータルエネルギー効率や環境保全の面においても優れた特性を持つエネルギー供給システムです。
ところが、このような利点があるにもかかわらず現状ではさほど普及が進んでいるとは言えません。
したがって、本事業ではLPガスコージェネレーションシステム普及促進のため、上記利点のデモンストレーション効果が非常に高く先進的モデルケースとなるような設備に対して、設置コストの一部を補助するものです。
平成11年度の予算要求額は113百万円となっています。

 

 

技術開発プロジェクト成果が商品化に向けて動いています

高効率・低公害化を達成した家庭業務用給湯機

通商産業省の委託研究開発プロジェクトとして、平成7年度から平成9年度にかけて実施した高効率、低公害給湯機の開発は、達成が難しいとされた目標値として熱効率95%以上(現状の普及商品は約80%)、NOx30ppm以下(一部低NOx商品を除いた現状の普及商品は約110ppm)を掲げ、熱交換器の高効率化とバーナの低NOx化に取り組みました。
研究開発の結果は、以下のとおり満足できる成果をあげることができました。

  • 従来の給湯機の熱回収に加え、燃焼排ガス中の潜熱を有効に回収するため新しい熱交換器を開発 熱効率95%以上を達成

  • バーナの低NOx化には、金属プレス濃淡燃焼バーナとセラミック濃淡燃焼バーナを開発し、いずれもNOx30ppm以下を達成

  • 潜熱回収に伴い発生する酸性ドレンの中和処理ローコスト処理システムを開発し、長期に安定した中和性能が維持できることを確認

  • 熱効率向上などによる騒音増大を抑えるため、給湯機全体の静音化を図り、一般に普及している静音化商品のレベルである48dB以下を達成

  • それぞれの開発成果を搭載した24号給湯機を試作し、耐久試験を実施した結果、実用化・商品化に充分な耐久性能を実証

現在、株式会社ノーリツにおいてプロジェクトの研究開発成果を受け、更に同社の技術力や蓄積されたノウハウを加え、商品化に向けて具体的な計画検討に入っています。
株式会社ノーリツでは、商品化ターゲットをまず「業務用50号給湯機」としています。業務用50号給湯機の年間出荷台数は現在約6,400台程度ですが、これから確実な成長が見込まれるこの市場で、同社は大きなシェアと技術力を持っており、新商品は現状のコストを多少上回る範囲内に抑えることが可能であるとの見通しを立てています。
また、年間約3,000時間程度使用される業務用給湯機の熱効率が10%以上もアップし、直接、ガス代の節約、省エネルギーにつながることを考えれば、店舗、学校、病院、旅館などで大量のお湯を必要とする業務用ユーザーへの普及は充分可能としています。
これからの商品化スケジュールは、平成10年度に商品化基本設計を終えて、平成11年度にはモニター機を試作し、耐久試験とモニターテストを実施することとしています。
優れた省エネルギー性と地球環境に貢献する次世代給湯機の商品化にご期待ください。

 

 

シリーズ「専務理事に聞く」

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LPガス業界にはいろいろな関連団体が存在することはご存じと思いますが、各団体の常勤役員としてご活躍中の専務理事にお話を伺うシリーズ「専務理事に聞く」をスタートいたします。
今回は第一回目として、日本LPガス協会の飛瑞齧ア理事にお話を伺いました。
なお、質問に対するご回答は紙面の都合上、編集部で要点を中心に再構成いたしましたことをご容赦願いたいと存じます。

日本LPガス協会の重点施策をお聞かせください

お話をする前に、日本LPガス協会の日頃の活動に対してご理解・ご協力をいただき大変感謝しております。
まず、LPガス業界の産業界における位置づけ向上を図っています。この件については先日の総合エネルギー調査会需給部会で示されたとおり、委員をはじめ各界のご尽力によりLPガスがクリーンエネルギーとして高く評価されましたが、他燃料とのフェアーな競争を考えると、実はこれからが正念場であるという認識を持っています。
次に、供給安定化についてですが、LPガスは物流の最たるものであると言えるでしょう。したがって、充てん所の共同化や相互乗り入れの推進など物流簡素化や、CP問題など輸入価格に関する対外交渉など、流通コスト低減のために努力しております。また、国家備蓄への協力も元売りとしての大きな責務です。
一方、需要開発の面では電力ピークカットとしてGGエアコンの有効性アピールや低公害性に優れたLPガス自動車の普及促進を図っていきたいと考えています。余談ですが、英国王室の公用車にLPガス自動車が採用されたように、我が国の公用車にも積極的に採用される様なことがあれば、知名度向上に役に立つのですが...いずれにしてもLPガス自動車は、業界関係者自らが率先して普及促進すべきであると考えます。

エルピーガス振興センターに期待することは

細かなことはたくさんあるのですが、特に期待することは業界と行政の中間的存在として、他の業界団体や企業ではできないような提案に対して鋭意努力していただきたいということと、今以上に技術や研究体制のレベルアップを図っていただきたいと考えています。

行政サイドに対して期待することは

行政には多大なご理解とご支援をいただいており、感謝の意を表します。
さて、行政と業界の関係は上下関係ではなく、互いが良きパートナーシップを持つ相互依存型の関係でありたいと考えます。
今、規制緩和や自由競争の流れの中で、他燃料との競合や相互参入を進めるためには、条件の整合化や同一化(イコールフィティング)が必要不可欠であり期待するところは大きいです。
これはLPガス自動車の低公害性の議論を見ても明らかなとおり、通商産業省のみならず環境庁など他省庁に対しても同様にお願いしたいことです。

業界全体に対して期待することは

LPガスの消費者に対するイメージアップを図ることは重要なことで、保安の向上は言うまでもなく、LPガスが魅力的なエネルギーであるという認識を持っていただけるよう努力して欲しいと思います。
そのためには適正価格による取引の透明性を図り、他燃料との十分な競争力を持つことが求められています。
また、今後の方向として注目される地方の時代であるという認識を再確認していただき、LPガスが分散型エネルギーであることの特徴を最大限に活かし、これを広くPRして欲しいと考えます。
業界発展のために、今後とも一層の熱意とプライドを持って日常業務にあたられることを期待して止みません。

今、特に興味を持っていることは

最近、感心しているのは中高生の情報力です。彼らは携帯電話などを駆使して、常に最新の情報を交換し合っています。
産業界に従事する我々にとってはどうでしょう。インターネットなどの情報通信インフラは確実に発展していますが、アメリカから見れば日本はまだまだです。
遅ればせながら日本LPガス協会でも、業務の効率化の観点からメール環境を既に整え、ホームページの立ち上げを検討中ですが、将来は関連団体から消費者レベルまで含めたLPGネットワークの構築を目指したいと思います。

 

 

LPガス自動車のより一層の普及に向けて

前号でLPガス自動車と低公害車に関する素朴な疑問を掲載しましたが、その中で、今後の低公害車がどうあるべきかを検討する「低公害車排出ガス技術指針策定調査検討会」について紹介しました。
今回は同検討会が示した「低公害車排出ガス技術指針」について説明します。今後の自動車全般における低公害化技術開発は、この技術指針を念頭に置いて進められることは言うまでもありません。LPガス自動車のより一層の普及促進を図るための一つの方向性が明らかになったと言えるのではないでしょうか。

「低公害車等排出ガス技術指針」について

都市大気汚染の改善のために、環境庁は平成7年6月「低公害車排出ガス技術指針」(以下「旧技術指針」という。)を策定し、天然ガス自動車、メタノール自動車、ハイブリッド自動車及び電気自動車(低公害4車種)を対象とした技術開発目標を示しました。
旧技術指針は、より排出ガスの少ない自動車への代替を促進しようとする政府・地方公共団体の取り組みと連動することにより、その所有車両の環境負荷低減に資するとともに、自動車製作者にとっては、低公害4車種に限らずガソリン・LPガス自動車及びディーゼル自動車についても、開発の必要性とインセンティブが生じ、技術開発の促進に寄与しています。しかしながら、@平成7年の策定以降、技術開発に大幅な進捗が見られ、環境負荷の一層の低減が可能となりつつあること、A中央環境審議会第二次答申「今後の自動車排出ガス低減の在り方について(平成9年11月21日)」(以下「第二次答申」という。)に基づき、平成12年以降ガソリン・LPガス自動車の排出ガス規制が大幅に強化され、乗用車等で排出ガス規制値が約7割削減されるとともに耐久要件が強化されること、B同答申で「自動車の低公害性の評価手法及び表示方法について早急に検討すること」とされていることから、より環境負荷の少ない自動車を求める社会的要請を踏まえつつ、旧技術指針を、そのあり方も含め見直す必要が生じました。
このような状況の中、21世紀の低公害車に対応した排出ガス性能の新たな指針を策定し、環境負荷の低減を図るとともに、自動車全般に適用できる低公害性(クリーン度)の評価基準を設定し、評価結果を一般にわかりやすく表示することを目的に、平成10年6月24日に低公害車等排出ガス技術指針策定検討委員会第1次報告が取りまとめられました。この報告は、第二次答申においてガソリン・LPガス自動車の今後の排出ガス低減目標値等が示されたことを踏まえ、車両総重量3.5トン以下の、特に乗用車等に関し旧技術指針の大幅な見直しを行ったものです。
今回策定された技術指針の特徴は以下のとおりです。

  1. 技術開発目標値としての技術指針値は、NOx、HC、PM、黒煙等を含み環境負荷の大きい排気管排出ガスについて設定する。このような低排出ガス性を有するクリーンな自動車を「低排出ガス車」と呼ぶこととする。
  2. 技術指針の対象となる自動車の範囲は、燃料や原動機の種類によらず、ガソリン・LPガス自動車やディーゼル自動車、新たに開発中の各種代替燃料車等も追加し、都市大気汚染の改善に資するあらゆる自動車とする。
  3. 技術指針値の性格は、一般の自動車使用者が低排出ガス車を購入する際の判断基準となることも考慮する。

策定された技術指針値は3レベルであり、NOx、HCに関しては第二次答申の規制値に基づく最新技術レベルに比較して以下の削減率で規定されています。

@ 移行期低排出ガスレベル ▲25%
A 低排出ガスレベル ▲50%
B 超低排出ガスレベル ▲75%

COについては、第二次答申規制値と同等であり、PMについては「排出がないと見なされる程度」であることとなっています。
技術指針値の各レベルに適合する自動車については、一般に対しその旨を分かりやすく表示するため、適切な呼称を付すとともに、統一された表示手法を確立する必要があります。
参考として示された呼称及び表示の例は次のようです。

<レベル> <呼称の例> <表示の例>

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なお、中央環境審議会においては、ディーゼル自動車の新たな排出ガス低減目標値等について年内を目途に答申が取りまとめられる予定であり、同答申後、大型トラック・バスの技術指針等について検討が進められる予定です。

 

 

エルピーガス振興センターからのご報告とご案内

第8回研究成果発表会

エルピーガス振興センターでは、例年どおり平成9年度事業の研究成果発表会を下記の要領で開催いたします。
今回は成果発表と中上英俊氏の講演『家庭用エネルギーのニーズと今後の取り組むべき方向』を企画しています。
本年も大勢の皆様の積極的なご参加をお待ちしています。

日時:平成10年11月25日(水)10:00〜16:30
場所:発明会館大ホ−ル

@開会挨拶 理事長
末木凰太郎
10:00〜10:10
A来賓挨拶 資源エネルギ−庁石油部
流通課液化石油ガス産業室長
山本雅史 氏
10:10〜10:20
B発表[午前の部]…技術開発関係
1)簡易型バルクロ−リの開発 鬼沢一寿 10:20〜10:40
2)低品質LPG利用技術開発 鬼沢一寿 10:40〜11:00
3)家庭業務用給湯機の開発 畑 秀典*1 11:00〜11:20
4)家庭業務用バ−ナの開発 望月寿樹 11:20〜11:40
5)リ−ンバ−ンエンジン車の開発 肥喜里邦彦*2 11:40〜12:00

− 昼食休憩 −

C講演
[家庭用エネルギ−のニ−ズと今後の取り組むべき方向]
講師
株式会社住環境計画研究所
代表取締役所長 中上英俊 氏
13:00〜14:30

− 休憩(コ−ヒ−ブレイク) −

D発表[午後の部]…調査研究関係  
6)石油ガス開発計画可能性調査
7)石油ガス政策動向調査
8)石油ガス需給動向調査 田辺厚正 14:50〜15:25
9)LPG消費国流通消費動向調査
(欧州LPG流通実態調査)
鈴木健一 15:25〜15:45
10)石油ガス流通合理化要素技術調査
(一次、二次基地から充填所までの最適物流の調査研究)
鈴木健一 15:45〜16:05
11)技術波及効果分析調査
(LPガスを利用した汚濁水処理機及びごみ処理機の開発可能性調査)
鬼沢一寿 16:05〜16:25
E閉会挨拶 専務理事 黒田克祐 16:25〜16:30

参加料はお一人5,000円です。
なお、畑氏*1は株式会社ノーリツ、肥喜里氏*2は日産ディーゼル工業株式会社の技術開発担当者です

第6回中国研修生修了式

昨年9月から一年間のLPガス研修(初めの2か月は東秩父村での集団研修、残り10か月は各受入企業での研修)を終えた中国研修生19名の修了式が、8月28日に当センターにおいて行われました。
受入企業9社(株式会社サイサン、日本ガス開発株式会社、株式会社ケーイージー、株式会社ミツワ、新コスモス電機株式会社、株式会社マルエイ、富士工器株式会社、北日本物産株式会社、仙台プロパン株式会社)から幹部・担当者の方々ご臨席の下、代表して株式会社サイサン川本社長より来賓挨拶があり、引き続き、当センター専務理事 黒田より研修生19名に研修修了証の授与を行いました。最後に、研修生を代表して湯(タン)団長より謝辞の言葉がありました。引き続き行われた懇親会では当センター理事長 末木より挨拶があり、和やかなうちに日本滞在の最後の夜を過ごしました。
以下、前述の湯団長の日本語での謝辞の言葉を掲載します。

湯 団長(上海市煤氣銷售(集団)有限公司) 謝辞

研修生一同を代表して、エルピーガス振興センターの皆様と各受入企業の皆様にお礼のご挨拶を申し上げます。私達、上海ガス第六期LPガス研修団は日本での一年間の研修を今日無事終了しました。研修期間中、ご支持、ご指導をくださり厚く御礼申し上げます。この一年間、各受入企業で研修をし、日本の先進技術、企業管理及びLPガス企業の現状をいろいろ勉強しました。各受入企業は私達に対して親切に指導してくださいました。特に研修生の受入れ担当者の皆様は本当にお疲れさまでした。
中国は今、改革解放・経済改革を続けています。私達の会社も販売体制、技術管理から企業管理まで、各方面も改革を推進していますので、日本での研修経験は会社に戻りましても必ず役立つと思っております。私達は必ず上海で頑張ります。
一年間本当にお世話になりました。一年間は長いか短いか気持ちは複雑ですが、皆様のご親切は忘れることはありません。機会がありましたら、ぜひ上海ガスにお越し下さい。上海でお会いすることを楽しみにしております。ありがとうございました。各受け入れ企業担当の皆様、本当にご苦労様でした。

なお、LPガス関連企業のご協力を得て、引き続き第七期研修生20名を本年9月に受け入れるべく準備をしているところです。

委員会・専門部会

10年度の技術開発・調査研究における各プロジェクトごとに設けられた委員会・専門部会の実施状況は次のとおりです。

5月28日 「家庭業務用バーナの開発」技術開発専門部会
(平成10年度技術開発実施計画の検討、年度内スケジュールの概要説明及び調整)

6月3日 「家庭業務用バーナの開発」技術開発委員会
(平成10年度技術開発実施計画の説明及び審議)

7月3日 「低品質LPガス利用技術開発」技術開発委員会
(平成10年度技術開発実施計画の説明及び審議)

7月22日 「技術開発波及効果分析調査」調査研究委員会
(平成10年度調査研究実施計画の説明及び審議)

7月30日 「石油ガス需給等基礎動向調査」調査研究委員会
(平成10年度調査研究実施計画の説明及び審議)

8月6日 「LPG消費国流通消費動向調査」調査研究委員会
(平成10年度調査研究実施計画の説明及び審議)

8月7日 「低品質LPガス利用技術開発」設備設計専門部会
(精製技術の検討)

8月11日 「石油ガス流通合理化要素技術調査」調査研究委員会
(平成10年度調査研究実施計画の説明及び審議)

 

 

LPガス業界の素朴な疑問

このコーナーでは、皆様方からの業界に対する素朴な疑問にお答えします。
今回、残念ながら皆様方からのご質問があまり素朴なものではなかったので、編集担当者が感じたことを、前述のインタビューでお世話になりました日本LPガス協会のhida_s.GIF (247 バイト)に質問してみました。

Q. LPガス業界には数々の関連団体や、これらを横断的に連絡する協議会の様な組織がたくさん存在しています。この事実についてはどの様にお考えでしょうか?

A. インタビューでも述べましたが、LPガスは物流の最たるものであり、それぞれの団体は元売り、卸売り、小売りその他もろもろの分野で歴史的に重要な立場で発展を遂げ現在に至っているもので、都市ガスや石油業界のそれとは生い立ちが違うのではないかと認識しています。
LPガス関連の各団体においては、今後の時代のニーズに即してかたちを変えていくことも想像できますが、現在のところ各々が固有の任務を果たしていると思います。
なお、LPガスの流通団体として構成される日本LPガス団体協議会という会議体によって相互に連絡協調を図るよう努力しています。

hida_s.GIF (247 バイト)のご回答は私見であるとの前置きがありましたことを付け加えさせていただきます。重ね重ねご協力ありがとうございました。
皆様の素朴な疑問をお待ちしております。ご質問はEメールかファクシミリで。

 

 

事務局より

一年の中で、一番まとまった休みの取りやすい夏休み。
皆様はいかが過ごされたでしょうか?
はっきりしない梅雨明け、集中豪雨、あまり夏らしい夏ではなかった今年は実りの秋が心配されますが、被害に遭われた地域の方々には、心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈りいたします。
本文中にありましたように、センターの自主事業の一環として毎年中国から受け入れている、研修生の修了式が行われました。今年で第6回目を迎えましたが、毎年感心するのはたった1年という短い期間で、流ちょうな日本語と日本のLPガス技術を身につけて帰国される研修生の方々の勤勉さです。
毎日のルーティングに追われるのではなく、目的意識、限られた期間ということを考える機会を与えられる気がします