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家庭業務用消費機器の燃焼実験 |
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家庭業務用消費機器の燃焼試験を行い、LPガス仕様で使用可能なDME混合比率を検証しました。
具体的には、LPガスに対するDMEの混合比率として5〜30wt%の間に、許容限度の着地点があるものと想定して、この間でのDMEの混合比率を変化させて、それぞれの条件における燃焼性能と効率に関する諸データを採取する中から、許容されるDMEの混合比率を調査しました。併せて、排ガス性能についても調査しました。 |
LPガスに対するDMEの混合割合が20wt%までであれば、全ての機器について燃焼性能・作動性能ともに支障なく運転できることがわかりました。 |
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LPガス仕様の機器に軽微な変更を加え、どの程度のDME濃度まで使用可能かを調査する目的から、LPガスに対するDME混合濃度20,30,40,50wt%について、燃焼性能と安全装置の作動性能を重点に各種試験評価を行い、その燃焼仕様設定可能限界と課題を調査しました。 |
外炎式こんろバーナ、開放型湯沸器はDME30wt%、ガスストーブと給湯器はDME40wt%まで、燃焼仕様設定が可能ということが検証できました。 |
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家庭用消費機器について、通常のガス種転換作業程度の簡易な作業を前提に、LPガスへのDME混合濃度の更なる引き上げの可能性追求を行います。 また、家庭用ガス供給設備についての実用性評価試験を実施し、発生ガス組成変化に有効なガス供給設備の形態・方法について検証します。
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家庭用消費機器について、軽微な改造に加え、都市ガス仕様機器との共有部分の改造にも踏み込み、DME40wt%まで燃焼仕様設定が可能ということが検証できました。 |
≫ 実験結果の概要はこちら |
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