LPガスは自由料金で、約88%が 二部料金制を採用しています。
LPガスは、電気や都市ガスとは異なり自由料金制です。 その料金形態、価格構成や地域間格差などについて紹介します。
料金形態

LPガスは自由料金

LPガスは、電気・都市ガスなどの認可料金と異なり、ガソリンや灯油などと同様に自由料金です。


二部料金制が普及

液石法*改正(平成9年4月施行)により、料金制度の透明性を向上させるため、料金の構成やそれに含まれるサービスの内容を、消費者にわかりやすく示すことが新たに義務づけられました。料金制度には、二部料金制(88.2%)**、三部料金制(2.2%)、最低責任使用料金制(9.6%)、複数料金制などがあり、現在は、二部料金制が主流となっています。

*液石法:液化石油ガスの保安の確保及び  取引の適正化に関する法律
**料金制度の比率は石油情報センター調べ  (平成15年12月)


二部料金制のグラフ●二部料金制の しくみ




ガスの消費量の多少に関係なく1軒に生じる固定的な費用

  1. 容器やメーターなどガスを供給するための設備費
  2. 保安や検針にかかる費用など



ガスの使用量に応じてかかる費用

  1. ガスの原料費
  2. ガスの配送費など

 


三部料金制のグラフ●三部料金制




ガスの消費量の多少に関係なく1軒に生じる固定的な費用

  1. 容器やメーターなどガスを供給するための設備費
  2. 保安や検針にかかる費用など



ガスの使用量に応じてかかる費用

  1. ガスの原料費
  2. ガスの配送費など






二部料金制では基本料金に含まれている設備利用費等料金を別立てにした費用

  1. 集中監視システムの利用料
  2. ガス漏れ警報器の利用料
  3. ガス消費設備(配管、給湯器等)などを販売店から借り受けている場合の費用
  4. その他修理費用等、一時的な費用 など

 
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