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中国四川省の瀘天化集団公司のDME製造プラント
(東洋エンジニアリング(株)より提供)
現在、DMEはフロン代替のエアゾール用として、日本で約1万トン/年、世界で約15万トン/年程度使用されています。燃料としては、中国の山東省、四川省を中心に、小規模ながらメタノール経由のDMEの生産(1〜3万トン/年)が開始され、主として、家庭用燃料向けに供給がされており、世界で初めてのDME燃料の市場国として、大変注目されています。
DMEが新しい燃料として注目を浴びるようになったもう一つの背景としては、最近のGTL技術(天然ガスを原料にして灯油や軽油などの液体燃料を合成する技術)等の合成技術の発展により、製造コストが低減し、エネルギー(燃料)としての供給が可能になったということです。